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パンズ・ラビリンスってどうなの?あらすじと感想をまとめてみた

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今回紹介するパンズ・ラビリンスはダークファンタジーや不思議な世界観を数々創り出してきたギレルモ・デル・トロ監督の映画作品です。

パンズ・ラビリンスのあらすじ・感想

不思議の国のアリスのように常識の通じない奇妙な世界に少女が迷いこむといった作風です。ですがアリスとは異なりずっと不思議の国にいるわけではなく、現実と交互に迷宮(ラビリンス)に行き来をするのがこの作品のミソです。

つまり現実と幻想世界が混沌と存在しているのです。この映画を見た後に不思議の国のアリスと比べると、アリスの結末がいかに平和であったのかを考えざるを得ません。

他作品と比べる行為自体ナンセンスかもしれませんが、この作品を見ると他のダークファンタジーの鬱描写にも耐性が付くことでしょう。

主人公の少女オフェリアに付きまとっているのは悲しみと寂しさで、普段辛い思いをしている人がパンズ・ラビリンスを見たらオフェリアに寄り添ってあげたくなる、そのような魅力があります。

もちろんどのような人が視聴してもオフェリアに同情すると思います。ダークファンタジーの要素が強いですが、そのダークな部分のほとんどは作品内での環境や歴史的背景が関わってくるのです。

戦時中を描いているため、人間同士が争い憎しみ合う悪循環で現実世界が満たされており、逆に暗い要素もある空想世界の方が綺麗で魅力的な雰囲気があります。現実を塗り替えてまでも恐ろしくも美しいファンタジーに逃げ込みたかった、このような気持ちは誰しも経験しているものとも言えます。

ただ怖いというよりは人間の心理を掴んでそれを描写しているような作品だと思えます。オフェリアが幻想世界で出会うモンスター達にもこの作品の人気の理由が隠れています。

ギレルモ・デル・トロ監督は怪物を描くことが得意で、この映画でも多種多様な生き物達が登場します。オフェリアの仲間である綺麗な妖精や、暗い洞窟で虫ばかり食べている大きいカエルの様な生物、人間と似た容姿を持ちつつ圧倒的な不気味さを持つ者など、恐ろしくも魅力的なモンスターばかりです。

どうしてそのような姿なのか、彼らの持つ役割とは何なのかを考えながら視聴するのも楽しいと思います。このように自分の想像と妄想、イマジネーションをありったけ用いて作品観賞に挑むことが出来るのも、パンズ・ラビリンスの良い点だと感じます。

希望と憂鬱、寂しさと期待、そしてどこまでも続く暗闇を見ていると不思議と切なさだけではなく、かすかな温かみも感じ取れる味わい深い作品です。

パンズ・ラビリンスの口コミ

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