まじかんしょう。

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ビジランテってどうなの?あらすじと感想をまとめてみた

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映画「ビジランテ」は、2017年の12月9日に劇場公開された入江悠監督によるバイオレンスエンターテイメントになっております。家族と土地に縛られた3人の兄弟の生きざまと、日本全国の地方都市にありがちな閉塞感を映し出していきます。

大森南朋に鈴木浩介と桐谷健太という、個性豊かな役者さんたちが兄弟役で共演しています。国民的なアイドルグループの元メンバーから女優へと転身を遂げていく篠田麻里子やヒップホップアーティストとして活躍中の般若を始めとする、脇を固める共演者たちも魅力的です。

ビジランテのあらすじ

二郎は地方社会ならではのしがらみに捉われながら、惰性で市議会議員を続けています。風俗店の店長を務める三郎は、反社会的勢力に所属しながらも非情に成り切ることが出来ません。ふたりの兄弟は地元の埼玉県深谷市で、冴えない日々を送っています。

ある日突然に幼い頃に失踪して行方知れずになっていた一番上の兄の一郎が、長年にわたり暴力によって3人を支配してきた父親の死がきっかけになってひょっこりと帰って来ました。

都会で暮らしていたということ以外は、一郎は弟たちに多くを語りません。30年ぶりの再会につかの間の休息と喜びを満喫しながらも、次第に3人の間に戸惑いが生まれていき地元の人たちと衝突を巻き起こしていきます。

ビジランテの感想

オープニングで夜の闇に包まれている中を子供たちが川を渡るシーンには、幻想的な味わいがありました。厳しい北関東の自然に囲まれた寒さの中にも、人間的な温かさが伝わってきました。

クライマックスでのガソリンスタンドの場面への、さりげなく仕掛けられた伏線も良かったです。タイトルの「ビジランテ」に込められている、深いメッセージや意味合いについて考えさせられました。

単なる自警団や地域社会のコミュニティを意味するだけではなく、1人1人は無害な存在でも集団になった途端に暴走していく群衆の心理を鋭く捉えていました。残酷な拷問の場面や非日常的な風景描写の中にも、ありふれた人間らしさや日常の生活臭が溢れていました。

メジャーな原作マンガや小説をもとにした映像化作品が続いていた入江監督だけに、自らの生まれ故郷でもある埼玉をロケーションに選びながらオリジナルの脚本にチャレンジしている本作品は原点回帰とも言えるのかもしれません。

入江悠が一躍脚光を浴びた、2009年の映画「SR サイタマノラッパー」に思い入れのある方には、是非とも見て頂きたいと思います。

ビジランテの口コミ

ビジランテを取り扱っている動画サービスは?

ビジランテを取り扱っている動画サービスはまだありません。2017年12月に公開されたばかりの映画ですので、今後の取り扱いを楽しみに待ちましょう。