まじかんしょう。

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二十六夜待ちってどうなの?あらすじと感想をまとめてみた

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今回紹介する映画「ニ十六夜待ち」は、2017年の12月23日に劇場公開された越川道夫監督によるヒューマンドラマになっております。

もとになっているのは佐伯一麦による同名小説になり、井浦新の主演によって映像化されている作品になります。江戸時代の陰暦7月26日に高輪や品川周辺で庶民の間で流行していた、真夜中に月の出るのを待ちながら願い事を掛ける行事からインスパイアされたストーリーになります。

記憶喪失によって自分が何者かさえ分からない主人公と、過去を失って虚無感に包まれて生きてきたヒロインの出逢いと恋愛模様を情緒豊かなタッチで描き出していきます。

井浦新と黒川芽以のふたりが見せる大胆なラブシーンと、天衣織女や諏訪太郎を始めとするベテランの俳優たちが披露する円熟味溢れる演技が見所です。

ニ十六夜待ちのあらすじ

由実は震災で仕事も住む場所も失ってしまい、福島県内で工務店を営みながら暮らしている叔母を頼りに訪ねていきます。新しい場所での生活を心機一転始めるために、路地裏にひっそりと佇む居酒屋でのアルバイトに打ち込んでいきます。居酒屋の店主である杉谷は過去の記憶を全て失ってしまい、由実以上に過酷な日々を送ってきました。

お互いに足りないものを求め合うかのように、次第に由実と杉谷は心を通わせていきます。お店を訪れるお客さんの理解や周囲の人たちの温かいサポートによって、由実と杉谷は自分たちの将来について真剣に考え始めるようになっていきます。

そんなある日にふとしたきっかけで杉谷の記憶が戻り始めることにより、由実との間には徐々に微妙な距離感が生まれていきます。

ニ十六夜待ちの感想

ヒロインの由実を演じている黒川芽以の、孤独感を宿した表情が印象深かったです。井浦新が扮している杉谷との、ぎこちない会話や戸惑いの残る振る舞いも微笑ましかったです。

ふたりが心の拠り所として大切にしている、小さいながらも地元の人々から愛されている飲み屋の店内や美味しそうな料理が優しさ溢れていました。由実の封印していたはずの過去と、杉谷の失われた記憶が次第に浮かび上がって交錯していく映画後半の急速な展開に惹き込まれていきます。

それぞれの心にかかっていた雲のようなモヤモヤが晴れていき、僅かな光を垣間見ることが出来るクライマックスシーンには胸を打たれました。越川監督の「海辺の生と死」や井浦新主演の「光」を見た方には、是非とも見ていただきたい映画になっています。

ニ十六夜待ちの口コミ

ニ十六夜待ちを取り扱っている動画サービスは?

ニ十六夜待ちを取り扱っている動画サービスはまだありません。12月に公開されたばかりなので取り扱いまで楽しみに待ちましょう。