まじかんしょう。

ドラマや映画、アニメ、バラエティなど様々な動画を鑑賞した様々な人の感想などをまとめています。

009 RE:CYBORGってどうなの?あらすじと感想をまとめてみた

f:id:majimoney:20180305015820j:plain

「009 RE:CYBORG」 原作者の遺志を継ぐべく、グローバル化した世情を織り込んだ上で、現在のアニメーション技術の粋を結集して、神山監督が見事に甦らせました。

009 RE:CYBORGのあらすじと感想

2013年、世界の主要都市の高層ビルが立続けに自爆テロにより崩壊され続けています。中東の原理主義者の報復か、先進国による工作か疑念と緊張が高まる中、日本の六本木のビルが、巡航ミサイルによる攻撃を受ける事件が発生します。

この場に居合わせた、島村ジョーをはじめ世界各国に散らばっていた、00ナンバーのサイボーグ達が集結して、一連のテロに関与していると突き止められた「彼の声」の謎を追いながら、より激しさを増す「テロ」に対峙していきます。

神山監督が、以前手掛けた「東のエデン」と同じ政治色と「甲殻機動隊」での近未来的設定を、往年の漫画世界に融合し、発展させたみたいで、ファンタジーと括られるようなものとは、全然違う「ハード」さですが、それを、エンタティンメントとして昇華できるのが、日本のアニメーションの独自性であり「深さ」ですね。

そして、今回の目玉が、ハリウッド作品でお馴染の3Dモデルリングによるキャラ造作と同じ手法をとりながら、敢えてまた手描きのキャラクターのように作り変えつつ、背景を含む画像も3D上映を前提に製作する事で、今後のアニメーション製作の新たな方向性を打ち出しています。

まぁ、小難しく書きましたが、例えばこの009の特殊能力「加速装置」、超音速で行動できると云うものですが、「戦闘機上の格闘」など、実写に引けを取らない活劇の描写が、我々に馴染のアニメの雰囲気を維持しつつ、奥行きをもって描かれます。

現代に、あらためて甦る9人のサイボーグ戦士なので、キャラも今様に書き直されて、私のように馴染のない他人にも特性が判るように描かれています。中でもアメリカ、英国、ドイツの政府機関で働いていた戦士達が、ルックスも含めて、カッコイイ。そして、見覚えのある、あのマフラーに赤い戦闘服に全員が着替えるタイミングの良さといったら!ケレン味に溢れていました。

そんな、痛快感に相まって、見ている我々に突きつけられるテロを引起している「彼の声」の謎。イデオロギーも指すし、「宗教」的な領域にも深く入り込んでいる。これは、原作者も、晩年この作品で結論を出せずに終わり、今回の映画化でも、監督の製作動機となった部分である。

劇中でも、セリフで推測が語られるが、エンディングでも明確には答えは提示されていない。仮に「神」自体が、人により創り出されたものなら、その「啓示」を受け取って、如何に行動するかが個々に掛かっているのだろう。それを、為すべく「生」を再び現代に受けたのが、ジョー以下サイボーグ戦士なのか。「エデン」の滝沢朗からジョーへ、神山監督の代弁者も受け継がれたようです。

009 RE:CYBORGの口コミ

009 RE:CYBORGを取り扱っている動画サービスは?

009 RE:CYBORGを取り扱っている動画サービスはまだありません。今後に期待しましょう。