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Mr.LONG/ミスター・ロンってどうなの?あらすじと感想をまとめてみた

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今回紹介する映画「Mr.LONG/ミスター・ロン」は、2017年の12月16日に劇場公開されたSABU監督によるバイオレンスエンターテイメントになっております。

アクション俳優としてアジア諸国で活躍しているチャン・チェンが、ナイフの使い手を華麗に演じている作品になります。孤高の生きざまを貫く殺し屋の運命が映し出されていくとともに、次第に芽生え始めていく人間らしい感情も描かれています。

日本・香港・台湾・ドイツと、国境を超えた豪華なラインナップによる共演が見所です。

Mr.LONG/ミスター・ロンのあらすじ

一匹狼の殺し屋として生きてきたロンは、ある時東京で引き受けた台湾マフィアの暗殺依頼に失敗してしまいました。身の危険を感じた彼は監視の目が張り巡らされた都会から脱出し、地方へと逃れながら名もない田舎町へと身を隠します。

潜伏先で出会った台湾人のリリーとその息子たちの屈託のない人柄に触れていくうちに、次第にロンは心を開いていきます。ひと癖もふた癖もある地元の人たちに戸惑いながらも牛肉麺の屋台を営んでいるうちに、住人たちの中にロンも溶け込んでいきます。生まれて初めて自分の居場所を見つけたロンに、組織からの非情な刺客が迫ってきます。

Mr.LONG/ミスター・ロンの感想

オープニングで青柳翔が主人公のロンにナイフを手渡す場面が心に残りました。クライマックスでロンの生命を救うことになる伏線が、さりげなく隠されているところが面白かったです。ナイフ1本を振りかざすだけで、拳銃を構えた屈強な男たちをあっさりと倒してしまう一騎当千ぶりが実に痛快でした。

敵との戦いに明け暮れる毎日で愛されることを知らずに生きてきたロンが、つかの間の安らぎを見出だしていく様子が印象深かったです。幼い子供を抱えながらも違法な薬物へと溺れてしまい、肉体的にも精神的にも傷付いたリリーの過去には胸が傷みました。

その一方では血の繋がりを持たない3人の男女が擬似的な家族を形成していくシーンには、血縁関係に頼ることのない新しい生き方について考えさせられました。地元のお祭りの風景やご近所総出で披露する素人歌舞伎からは、今の時代に日本全国各地で失われていく地域コミュニティの温かさがありました。

暴力に支配されて生きてきたロンが、初めて人と人との結び付きを意識し始める瞬間には胸を打たれました。「クーリンチェ少年殺人事件」や「サウダーヂ」を始めとする、ナイフをテーマにしたアジア映画に造詣の深い方には是非とも見て頂きたいと思います。

Mr.LONG/ミスター・ロンの口コミ

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