まじかんしょう。

ドラマや映画、アニメ、バラエティなど様々な動画を鑑賞した様々な人の感想などをまとめています。

白夜行ってどうなの?あらすじと感想をまとめてみた

f:id:majimoney:20180309142240j:plain

今回紹介する映画「白夜行」は、2010年に劇場公開された深川栄洋監督によるミステリードラマになっております。もとになっているのは東野圭吾による推理小説になり、豪華なラインナップの共演によって映像化されている作品になります。

白夜行のあらすじ

1980年の10月18日に質屋の主人桐原洋介が何者かに殺害されてしまいますが、被疑者の西本文代の死亡によって事件の捜査は幕引きとなります。

事件発生から6年の時が流れ、成長した文代の娘西本雪穂は茶道の家元唐沢家に引き取られ地元でも有名なお嬢様学校に通学しています。多くの人たちを惹き付けていく美貌と卓越した権謀術数によって、雪穂は同じ大学に通う資産家の息子である篠塚一成と結婚します。夫の財産と自分自身の才覚によって事業を展開することで、社交界で伸し上がっていきます。

すっかり見違えて有名になった雪穂の前に、昔桐原の質屋で働いていて過去の事件を知る松浦勇が現れます。松浦の脅し文句とも受け止められる意味深な言葉によって、雪穂は自らの築き上げてきたものに対しての不安を募らせていきます。更には桐原洋介の息子であり中学生以来母親のもとを失踪していた桐原亮司の不穏な動きによって、止まっていた時と因縁が動き始めていきます。

白夜行の感想

「本田美奈子のコンサート」や「SONYのウォークマン」といったキーワードからは、物語の舞台になっている1980年代の世相や流行が懐かしく思い浮かんできました。全編を通して薄暗いタッチで映し出されていく独特な映像が、それぞれの登場キャラクターたちが抱えている壮絶な過去と重なり合っていき味わい深かったです。

被害者の息子と容疑者の娘という、対極なはずの運命が次第に交錯していくストーリー展開がスリリングでした。組織内のルールに縛られ上司との軋轢に悩まされながらも、自分自身の正義を信じて真実を追い求めていく笹垣潤三の姿には胸を打たれました。純真無垢な存在の子供たちが、身勝手な大人の欲望に振り回されて汚されてしまうシーンには胸が傷みました。

大人に裏切られ続け信じられなくなった子供が、大人になって罪を犯してしまう負の連鎖について考えさせられました。繰り返される愚行の中でも僅かに見えてくる、クライマックスでのカタルシスには胸を打たれました。

不遇な人間の怨念や宿命観を動機とする殺人事件を、昭和の雰囲気を漂わせながら描き出していくところが良かったです。松本清張や水上勉を始めとする、社会派サスペンスに造詣の深い方には、是非とも見て頂きたい作品だと思います。

白夜行の口コミ

白夜行を取り扱っている動画サービスは?

白夜行を取り扱っている動画サービスはAmazonプライムビデオ、U-NEXT、Hulu、dTV、FOD、ビデオマーケット、TSUTAYATVです。無料お試し期間もありますので是非利用してみて下さい。